音が伝わるメカニズムは?
最近骨伝導イヤホンを購入しました(^^)
存在は知っていましたがそんなに欲しいとは思えず、そもそもイヤホン自体に抵抗がありました。
私見ですが蝸牛にある有毛細胞が破壊されやすいのではと恐れています。
音は耳の中へ外耳⇒鼓膜⇒中耳⇒内耳(蝸牛)と伝わっていきます。
鼓膜で振動となった音は内耳へ。
蝸牛内にある有毛細胞が刺激を受けると神経伝達物が放出され聴神経から脳へと伝わります。
蝸牛はその名の通りカタツムリのような器官です。
頑丈なんですが内側にある有毛細胞は繊細で再生しません。
有毛細胞がダメージを受けると難聴の原因になるようです。
イヤホンで大きな音量だとかなりのダメージになるので避けた方がよいと思います。
音が大きくなければそんなに有毛細胞はにダメージはないようです。
太古の名残では!
太古の哺乳類は「噛む」と「聴く」を顎の骨で行ってたようです。
顎の骨は耳の骨とも繋がっていて噛む力は弱く、聞く能力も低かったようです。
白亜紀末にほぼネズミの格好をした哺乳類のご先祖たちが決断したようです、顎と耳の骨を分けようと!
結果、噛む能力は向上し歯をいろんな形状に変えていきました。
当然聴く能力も向上していきます。
現在では耳で音を拾うのが当たり前だと思っていました。
骨伝導イヤホンは耳の前にある顎関節にセットします。
耳を通さなくてもしっかりと音を脳に伝えてくれます。
耳の形状は時代とともに適応して変わっていくのですが、音を聞く根底は蝸牛に振動を送ればいいと考えさせられました。